新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
株式会社和心
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1 第1 企業の概況 ……… 1 1.主要な経営指標等の推移 ……… 1 2.沿革 ……… 3 3.事業の内容 ……… 5 4.関係会社の状況 ……… 9 5.従業員の状況 ……… 9
第2 事業の状況 ……… 10
1.業績等の概要 ……… 10
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 12
3.対処すべき課題 ……… 13
4.事業等のリスク ……… 16
5.経営上の重要な契約等 ……… 20
6.研究開発活動 ……… 20
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 20
第3 設備の状況 ……… 23
1.設備投資等の概要 ……… 23
2.主要な設備の状況 ……… 23
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 24
第4 提出会社の状況 ……… 25
1.株式等の状況 ……… 25
2.自己株式の取得等の状況 ……… 33
3.配当政策 ……… 33
4.株価の推移 ……… 33
5.役員の状況 ……… 34
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 37
第5 経理の状況 ……… 44
1.財務諸表等 ……… 45
(1)財務諸表 ……… 45
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 98
(3)その他 ……… 100
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 122
第7 提出会社の参考情報 ……… 123
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 123
2.その他の参考情報 ……… 123
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 124
第三部 特別情報 ……… 125
頁
第四部 株式公開情報 ……… 126
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 126
第2 第三者割当等の概況 ……… 130
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 130
2.取得者の概況 ……… 133
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 135
第3 株主の状況 ……… 136
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成30年2月23日
【会社名】 株式会社和心
【英訳名】 Wagokoro co., ltd.
【代表者の役職氏名】 代表取締役 森 智宏
【本店の所在の場所】 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目20番12号
【電話番号】 03-5785-0556
【事務連絡者氏名】 取締役管理部長 宮原 優
【最寄りの連絡場所】 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目20番12号
【電話番号】 03-5785-0556
【事務連絡者氏名】 取締役管理部長 宮原 優
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
提出会社の状況
回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 決算年月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 売上高 (千円) 672,926 899,030 1,027,147 1,286,795 1,732,537 経常利益又は経常損失(△) (千円) 34,481 38,822 △23,152 64,792 153,609 当期純利益又は当期純損失
(△)
(千円) 25,795 22,742 △10,487 24,516 94,929 持分法を適用した場合の投資
利益
(千円) - - - - -
資本金 (千円) 71,700 50,000 50,000 50,000 79,850 発行済株式総数
(株)
普通株式 773 773 773 773 7,879
A種種類株式 - - - 128 -
純資産額 (千円) 74,078 96,820 86,248 113,373 268,853 総資産額 (千円) 334,393 388,889 595,467 743,256 919,603 1株当たり純資産額 (円) 95,763.05 125,184.52 111,507.89 50.36 113.74 1株当たり配当額
(円)
- - - - -
(うち1株当たり中間配当 額)
(-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金額又
は1株当たり当期純損失金額 (△)
(円) 33,371.02 29,421.47 △13,566.92 10.57 41.53
潜在株式調整後1株当たり当 期純利益金額
(円) - - - - -
自己資本比率 (%) 22.1 24.9 14.5 15.3 29.3 自己資本利益率 (%) 42.2 26.6 △11.5 24.6 49.7
株価収益率 (倍) - - - - -
配当性向 (%) - - - - -
営業活動によるキャッシュ・ フロー
(千円) - - - 171,911 21,978 投資活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) - - - △74,132 △147,164 財務活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) - - - 60,148 7,901 現金及び現金同等物の期末残
高
(千円) - - - 340,631 223,347 従業員数
(人)
30 30 32 49 68
(外、平均臨時雇用者数) (46) (68) (114) (165) (214) (注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記
載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社が存在しないため、記載しておりません。 4.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため、記載しておりません。
5.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの当社株式は非上場であ り、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
-6.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
7.第12期において経常損失及び当期純損失を計上している主な要因は会計方針の変更の影響によるものであり ます。
8.当社は第13期より、キャッシュ・フロー計算書を作成しておりますので、第10期、第11期及び第12期のキャ ッシュ・フロー計算書に係る各項目については、記載しておりません。
9.第13期及び第14期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第211条第6項の規定 に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、有限責任 あずさ監査法人により監査を受け ておりますが、第10期、第11期及び第12期の財務諸表につきましては、監査を受けておりません。
10.第13期から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 平成22年6月30日)、「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号 平成22年6月30日公表 分)及び「1株当たり当期純利益に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第9号 平成22年6月30日)を 適用しております。
当社は、平成28年3月31日付でA種種類株式1株につき60株、平成29年12月29日付で普通株式1株につき 300株の株式分割を行っておりますが、第13期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資 産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
11.当社は、平成28年3月31日付でA種種類株式1株につき60株、平成29年12月29日付で普通株式1株につき 300株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申 請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を 参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第10期、第11期及び第12期の数値(1株当たり配当額については全ての数値)については、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 1株当たり純資産額 (円) 31.92 41.73 37.17 50.36 113.74 1株当たり当期純利益金額又
は1株当たり当期純損失金額 (△)
(円) 11.12 9.81 △4.52 10.57 41.53
潜在株式調整後1株当たり当 期純利益金額
(円) - - - - -
1株当たり配当額
(円)
- - - - -
(うち1株当たり中間配当 額)
(-) (-) (-) (-) (-)
2【沿革】
当社の代表取締役である森智宏は、平成9年にアクセサリーブランド[かすう工房]を立ち上げました。同級生で あった専務取締役の最上夢人、取締役の宮原優との3名で、デザインフェスタやフリーマーケットへの出店を開始 し、シルバーアクセサリーを販売するため日本市場で最も流通量の多いタイ製のシルバーを求め、バンコク近郊に頻 繁に足を運びました。
その結果、良質なデザインとタイの高い技術力を1つにした、原価を抑え、品質を維持したシルバーアクセサリー の供給体制を確立し、平成10年にはOEM事業を開始、法人化に向けた収益の安定を目指しました。
平成11年2月には、自社ブランドである[かすう工房]の初の直営店舗を東京・代官山にオープン、和柄をモチー フとしたシルバーアクセサリーの販売により顧客を増やし、平成15年2月、当社の法人化に至りました。
年月 事業の変遷
平成15年2月 東京都渋谷区代官山に装飾品の企画・製造を目的として、資本金1,000万円で株式会社和心を設立 平成15年6月 本社を東京都世田谷区北沢に移転
平成15年9月 東京都世田谷区北沢に装飾品の販売を目的として、資本金300万円で有限会社かすう工房を設立 平成16年4月 東京都世田谷区北沢に装飾品の販売を目的として、資本金300万円で有限会社風亜を設立 平成16年8月 本社を東京都世田谷区代沢に移転
平成17年6月 かんざしブランド「かんざし屋wargo」発足、直営店舗各店で販売を開始 平成17年11月 事業拡大の為、本社を東京都渋谷区渋谷に移転
平成18年3月 有限会社かすう工房及び有限会社風亜を吸収合併 平成18年8月 直営ECサイト「wargo NIPPON」オープン
平成19年8月 京都府京都市に初の関西エリア進出となる「京都かすう工房」オープン 平成20年1月 事業拡大の為、本社を東京都杉並区清水に移転
平成20年6月 レディースアパレルブランド「hiyori」発足(平成27年終了)
アニメ・マンガをモチーフとした直営ECサイト「アニミックスタイル」オープン
平成21年2月 東京都新宿区・新宿マルイワン内に「新宿かすう工房」、「新宿かんざし屋wargo」2店舗オープ ン
平成23年10月 神奈川県横浜市・横浜赤レンガ倉庫に初の複合ブランド店舗となる「赤レンガWARGO」オープン 平成24年1月 事業拡大の為、本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷(現在地)に移転
平成24年5月 東京都墨田区・東京ソラマチ内に「東京スカイツリータウンソラマチかんざし屋wargo」オープン 平成24年6月 OEM制作サイト「和心シルバー鋳造・研磨工場」、「ベルトバックル製造工場 和心金属工業」
オープン
平成24年10月 OEM制作サイト「かんざし工房和心」、「ジュエリー・アクセサリーボックス和心箱製作所」オ ープン
平成25年6月 OEM制作サイト「オリジナルサングラス工房和心」、「褒章・ピンバッチ製造 和心金属加工工 場」オープン
平成25年9月 OEM制作サイト「天然石ブレスレットOEM専門工場和心」オープン
平成25年10月 新宿マルイワン営業終了にともない「新宿かすう工房」、「新宿かんざし屋wargo」を「新宿 WARGO」に統合、新宿マルイアネックスに移転リニューアルオープン
平成25年11月 OEM制作サイト「帽子屋和心 OEM製作工場」、「WAGOKOROジュエリー貴金属製造工場」オー プン
平成26年3月 京都府京都市に「二年坂かすう工房」(現 二年坂北斎グラフィック)オープン 沖縄県那覇市に「那覇国際通りかんざし屋wargo」オープン
平成26年6月 事業拡大の為、京都府京都市中京区に京都河原町事務所を新設 平成26年9月 京都府京都市に「新京極かすう製作所」(現 新京極WARGO)オープン 平成26年10月 新業態(コト事業)の観光着物レンタル事業「きものレンタルwargo」発足
京都府京都市に「京都きものレンタルwargo清水坂店」を含む4店舗同時オープン 平成26年12月 東京都台東区にて「浅草新仲見世かんざし屋wargo」オープン
平成27年5月 傘ブランド「北斎グラフィック」及び帯留めブランド「おびどめ屋wargo」発足 福岡県福岡市・福岡PARCO内に傘ブランド「福岡天神北斎グラフィック」オープン
平成27年6月 京都府京都市・京都タワービル内に「京都タワーかんざし屋wargo」(平成28年閉店)、「京都き ものレンタルwargo京都駅前京都タワー店」オープン
-
年月 事業の変遷
平成27年7月 初のアウトレット店舗「那覇国際通り北斎グラフィックアウトレット」オープン 平成27年11月 京都府京都市に「京都きものレンタルwargo祇園四条店」オープン
平成28年1月 「きものレンタルwargo」で冠婚葬祭向け着物レンタルを開始 東京都台東区に「きものレンタルwargo東京浅草店」オープン
平成28年4月 事業拡大の為、京都府京都市下京区に京都事務所を新設し京都河原町事務所の機能を移管 京都コールセンター・京都ロジスティックセンターを同時開設
平成28年5月 神奈川県鎌倉市にて「きものレンタルwargo鎌倉小町店」オープン 平成28年6月 浴衣ブランド「ゆかた屋hiyori」発足
平成28年10月 神奈川県鎌倉市に「鎌倉小町かんざし屋wargo/鎌倉小町北斎グラフィック」オープン 石川県金沢市に「きものレンタルwargo金沢香林坊店」オープン
平成29年2月 京都府京都市に「京都きものレンタルwargo嵐山駅前店」、「京都きものレンタルwargoプチ祇園四 条店」オープン
平成29年4月 京都府京都市に「京都きものレンタルwargoプチ京都駅前店」、「京都きものレンタルwargoフォー マル京都タワー店」オープン
平成29年6月 箸ブランド「箸や万作」発足
京都府京都市に「京錦 箸や万作」オープン
3【事業の内容】
当社は『日本のカルチャーを世界へ』を経営理念に、「日本文化を感じるモノを作り販売する」モノ事業と「日本 文化の良さを体験してもらう」コト事業の2つの事業を運営しています。
当社が製品・サービスのテーマに掲げる“日本のカルチャー”とは、日本の風土そのもの、またそれにより育まれ た日本人の民族性、生活様式/習慣、或いはそれらに影響を受けた人々が生み出してきた哲学や思想、文化・芸術や 技術の賜物です。伝統と革新の両面で、日本という国を象徴するあらゆるモノ、そこに住む我々日本人を形づくって きたあらゆるコトを言います。
2つの事業のいずれにおいても、インターネット上での周知・拡散を集客手段の基本とし、京都をはじめとした国 内の主要都市/観光地においてドミナント出店(注)を行うことで、お客様が最初に接点を持った1店舗/媒体を入 口に、他店舗/他媒体への興味・関心を喚起することで、お客様に複数の製品と購買機会を提供するビジネスモデル を展開しています。
(注)「ドミナント出店」とは、小売業が特定の地域に集中して出店し、管理や販促等の効率化やコスト削減を 図ることをいいます。
(1)モノ事業
モノ事業は、企画・デザインから製造、販売までを自社で徹底して管理する製造小売業、いわゆるSPA (「Specialty store retailer of Private label Apparel」の略語)の事業形態を取っております。店舗の空間 設計や施工、オムニチャネル化を可能としたECサイトの開発・運用まで一貫して管理する事業形態を取ること で、効率的かつ高収益を目指した小売業を展開しています。
また、小売業で蓄積したノウハウを武器に、他企業へのOEM提案を行っています。 ① 小売部門
[かんざし屋wargo]、[かすう工房]、[おびどめ屋wargo]、[北斎グラフィック]、[ゆかた屋hiyori] 及び[箸や万作]の6ブランドの商品を、京都をはじめ国内の主要都市/観光地に[かんざし屋wargo]、[北 斎グラフィック]、[箸や万作]及び[WARGO]※の4業態44店舗で展開しております。(平成29年12月31日現 在)
店舗出店の他、ECサイト(自社2媒体「wargo NIPPON」「アニミックスタイル」、他社2媒体「Amazon」 「Yahoo!ショッピング」)における販売及び催事場による販売も行っております。
いずれのブランドにおいてもオリジナルデザインを中心に、伝統工芸から人気キャラクターまで様々なコラボ 商品も手掛けており、1商材に対する商品数の充実に注力し、多種多様な顧客ニーズに対応しております。ま た、お客様が楽しみながらお買い物をして頂ける店造りを追求しております。
各ブランドの主な特徴は以下のとおりです。
※ [WARGO]とは、「6ブランドのうち複数ブランドの商品を取り扱う複合店舗」をいいます。
ブランド名 主な特徴
[かんざし屋wargo]
平成17年のブランド発足から当事業の主力ブランドであり、かんざしをメイン商材に [かんざし屋wargo]業態で展開しております。
漆やべっ甲といった高級素材やカジュアルなとんぼ玉、羽や硝子、コサージュやビーズ など華やかさ、可愛らしさを演出する多様な素材を使い、バラエティ豊かな商品を展開 しています。
[かすう工房]
和柄のシルバーアクセサリーが象徴的なアクセサリーをメイン商材としたブランドであ り、独自の店舗を持たずに主に[WARGO]にて販売しております。
重厚な趣きのシルバー素材のみならず、経年劣化しにくい真鍮素材、天然石や植物繊維 などの非金属素材を取り込んだり、指輪やピアス、ネックレスなどオーソドックスなア イテムに加え、ペンダントヘッドや携帯チャームなど多用途な根付を定番アイテムに採 用しています。
[北斎グラフィック]
傘をメイン商材としたブランドであり、[北斎グラフィック]業態で展開しておりま す。
和柄テキスタイルの16本骨長傘、折畳傘、日傘、ビニール素材にデザインを配した透明 傘(ビニール傘)、シックな色使いが特徴の24本骨蛇の目傘、日本伝統の番傘、大胆な モダンデザインの舞妓傘など、和傘屋ならではの商品を多数取り扱っています。
[箸や万作]
平成29年6月に発足した箸をメイン商材としたブランドであり、[箸や万作]業態で展 開しております。
箸と箸置きの種類の多さに加え、出産祝、結婚祝、卒業祝など生活の中にある「めでた い日」に着目したギフトBOXも取り揃えています。
-
ブランド名 主な特徴
[ゆかた屋hiyori]
浴衣をメイン商材としたブランドであり、独自の店舗を持たずに主に催事場において販 売しており、平成28年年間実績として15箇所にて販売を行いました。
日本のカルチャーを追求し続けてきた当社ならではの個性的なデザインの和装ブランド であり花や金魚などの定番モチーフから人魚姫や海月のようなレアモチーフまで、奥行 きのある色使いとデザインで、かんざし同様、消費者に浴衣の新たなイメージを提案し ております。
[おびどめ屋wargo]
帯留めをメイン商材に展開するブランドであり、独自の店舗を持たずに主に[WARGO] にて販売しております。
九谷焼などの伝統工芸からキャラクターや帯留め作家とのコラボ商品まで幅広い商品を 展開するほか、ブローチ金具やチョーカー、ベルトなどのサブアイテムも併せて提供し ています。
② OEM部門
当社は、アニメ、マンガ、ゲーム及びそのキャラクターグッズなどクールジャパンの筆頭に挙げられるサブカ ルチャーコンテンツを手掛ける企業を主要取引先として、自社商品の製造過程で培ってきた国内外の多数の提携 工場とのリレーションを活かした、原価を抑え、品質を維持した小ロット生産にも対応できるOEMサービスを 提供しております。
シルバーアクセサリー、かんざし、化粧箱、天然石ネックレス、サングラス・メガネ、バックル、帽子、ジュ エリー、ピンバッチ・社章、傘、レザー製品、箸といった幅広い商材を提案していることから、商材毎に特化し た12のOEM制作サイト(平成29年12月31日現在)を新規顧客開拓の主要手段とし、営業スタッフは提案活動に 注力できる体制を整え、1企業に多商材を提案することで長期的な取引関係を構築しています。
長年にわたる小売店舗の運営経験を活かし、市場トレンド・消費者ニーズに関する豊富な知見を根拠とした提 案が可能であること、また社内にデザイナーを抱えていることからデザイナーと顧客との間で直接コミュニケー ションが可能であることなどが特徴に挙げられます。
(2)コト事業
[きものレンタルwargo]の業態で京都をはじめ国内の主要都市/観光地に11店舗(平成29年12月31日現在)を 出店する他、ECサイトからも着物レンタルを提供しております。
なお、京都府では[京都きものレンタルwargo]及び京都府以外の地域では[きものレンタルwargo]の店舗名で 事業展開しております。
観光や冠婚葬祭で着る着物のレンタルはもちろん、着付けや荷物のお預かり、ヘアセットまで提供し手ぶらで着 物を楽しめる店舗、及びECサイトで着物一式を借りることができる宅配着物レンタルサービスを運営しておりま す。
① 観光部門
“世界中の人に着物を楽しんでもらう”ことを目的に、京都をはじめ国内の主要都市/観光地の実店舗で観光 客向けの着物をレンタルしております。
着物を着慣れない現代の若者や外国人でも扱いやすいポリエステル素材の着物を、着付け無料で貸し出すこと で、誰もが気軽に日本古来の装いと接点を持てる機会を提供しています。
インバウンド(訪日外国人)需要にも応えるために自社開発のECサイトを12か国語で展開し、レンタル料金 の事前決済まで自国の言葉で不安なく行える個人旅行者の主要集客手段としているほか、メディア・イベントへ の衣装協力、ソーシャルリーダー(注)とのコラボ企画などによる国内外認知度向上にも力を入れております。 また、アジア各地に出向いて現地旅行代理店と直接提携交渉を行うなど、団体旅行者にもリーチを広げておりま す。
(注) 「ソーシャルリーダー」とは、「FacebookやInstagramをはじめとするSNS等において影響力が高い 者」をいいます。
② 冠婚葬祭部門
“日本中の人に着物を楽しんでもらう”ことを目的に、特に需要の多い都市部の実店舗とECサイト(宅配き ものレンタルwargo)で、出生、進入学、成人、就職、結婚などライフイベント向けの着物をレンタルしており ます。
[事業系統図]
-各セグメントにおける都道府県別及び業態別の店舗状況は次のとおりであります。 <都道府県別>
セグメント 都道府県 平成28年12月末店舗数 平成29年12月末店舗数
モノ事業
東京都 7 12
神奈川県 4 4
静岡県 1 3
愛知県 2 5
石川県 - 1
京都府 8 8
大阪府 - 1
福岡県 2 2
大分県 2 2
熊本県 2 2
鹿児島県 2 2
沖縄県 2 2
モノ事業合計 32 44
コト事業
東京都 1 1
神奈川県 1 1
石川県 1 1
京都府 4 7
大阪府 1 1
コト事業合計 8 11
合計 40 55
<業態別>
セグメント 業態 平成28年12月末店舗数 平成29年12月末店舗数
モノ事業
かんざし屋wargo 16 16
かすう工房 1 -
北斎グラフィック 10 17
箸や万作 - 7
WARGO 5 4
モノ事業合計 32 44
コト事業
きものレンタルwargo 8 11
コト事業合計 8 11
合計 40 55
4【関係会社の状況】
該当事項はありません。
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
平成29年12月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
100(366) 28.9 1.6 3,186
セグメントの名称 従業員数(人)
モノ事業 49 (142)
コト事業 11 (203)
全社(共通) 40 (21)
合計 100 (366)
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、最近 1年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門等に所属している従業員であります。
4.従業員数が最近1年間において32名増加しております。これは主として事業拡大のため人員採用を積極的に 行ったためであります。
(2)労働組合の状況
当社の労働組合は、結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
-第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第14期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当事業年度のわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を背景に、緩やかな回復基調が続きましたが、一 方で、世界経済の減速懸念や英国のEU離脱問題等、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しまし た。
このような経済環境の下、当社は、モノ事業及びコト事業において、競合他社との差別化の更なる強化を図り、 お客様に選んでいただける店舗となるべく取り組みを行いました。
その結果、当事業年度の業績は、売上高1,732,537千円(前年同期比34.6%増)、営業利益157,241千円(同 127.4%増)、経常利益153,609千円(同137.1%増)、当期純利益は94,929千円(同287.2%増)となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。 (モノ事業)
モノ事業においては、[北斎グラフィック]6店舗、[かんざし屋wargo]3店舗を観光地中心に新規出店を 行いました。その結果、当事業年度末においては32店舗となりました。また、既存店も好調に推移しました。
当社運営のECサイトにおける当社ブランド及びゲームやアニメのほかキャラクターとコラボした作品などの 製品の販売が順調に推移しました。
更に、OEMにおいて、シルバーアクセサリー、かんざし、化粧箱、サングラス・メガネ、バックル、帽子、 ピンバッチ・社章、傘と幅広い商材を、原価を抑え、品質を維持して提供しました。また、小ロット生産にも対 応しました。
その結果、モノ事業の売上高は1,324,203千円(前年同期比15.0%増)、セグメント利益は353,290千円(前年 同期比67.0%増)となりました。
(コト事業)
コト事業においては、[きものレンタルwargo]3店舗の新規出店を行ました。その結果、当事業年度末にお いて8店舗となりました。こうした店舗数の増加が売上高及びセグメント利益の増加に繋がりました。
その結果、コト事業の売上高は408,334千円(前年同期比201.7%増)、セグメント利益は116,063千円(前年 同期比546.0%増)となりました。
第15第3四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年9月30日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、世界各国で景気回復が進む中、個人消費と設備投資を中心とした 内需が牽引役となり、景気持ち直しの動きが続きました。一方で、東アジア地域の地政学リスクなどは依然解消さ れず、先行きに対する慎重な見方が維持される中で推移してまいりました。
このような経済環境の下、モノ事業及びコト事業が引き続き順調に推移したことから、売上高は1,801,056千円 となりました。また、引き続き原価の抑制に努めたことの影響等から、営業利益は173,871千円、経常利益は 174,174千円、四半期純利益は115,118千円となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。 (モノ事業)
モノ事業は、[北斎グラフィック]5店舗、[箸や万作]4店舗の新規出店を行いました。その結果、当第3 四半期累計期間末においては41店舗となりました。また、既存店が順調に推移したことにより、売上高の増加に 繋がりました。
その結果、売上高は1,325,637千円、セグメント利益は329,297千円となりました。
(コト事業)
コト事業は、[きものレンタルwargo]4店舗の新規出店を行いました。その結果、当第3四半期累計期間末 においては11店舗となりました。また、既存店が順調に推移したことにより、売上高の増加に繋がりました。
(2)キャッシュ・フロー
第14期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末に比べ117,283千円減少し 223,347千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税引前当期純利益152,770千円を計上したものの、たな卸資産の増加額 123,917千円、売上債権の増加額28,841千円、法人税等の支払額23,665千円等の影響により、21,978千円となり ました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出54,476千円、無形固定資産の取得による支出 38,769千円、定期預金の預入による支出44,500千円等の影響により、147,164千円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、長期借入金の返済による支出320,491千円を計上したものの、長期借入れに よる収入270,000千円、株式の発行による収入59,700千円等の影響により、7,901千円となりました。
-2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(2)商品仕入実績
第14期事業年度及び第15期第3四半期累計期間の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりでありま す。
セグメントの名称
第14期事業年度 (自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
第15期第3四半期累計期間 (自 平成29年1月1日
至 平成29年9月30日) 仕入高(千円) 前年同期比(%) 仕入高(千円)
モノ事業 456,567 142.2 411,737
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注状況
第14期事業年度及び第15期第3四半期累計期間の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
第14期事業年度 (自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
第15期第3四半期累計期間 (自 平成29年1月1日
至 平成29年9月30日) 受注高
(千円)
前年同期比 (%)
受注残高 (千円)
前年同期比 (%)
受注高(千円) モノ事業 187,548 93.5 34,793 126.1 167,982 (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.モノ事業で行っているOEM販売について集計しております。
(4)販売実績
第14期事業年度及び第15期第3四半期累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
第14期事業年度 (自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
第15期第3四半期累計期間 (自 平成29年1月1日
至 平成29年9月30日) 売上高(千円) 前年同期比(%) 売上高(千円)
モノ事業 1,324,203 115.0 1,325,637
コト事業 408,334 301.7 475,418
合計 1,732,537 134.6 1,801,056
(注)1.最近2事業年度及び第15期第3四半期累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に 対する割合は、当該割合が10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。
3【対処すべき課題】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。 (経営方針)
当社が掲げる経営理念『日本のカルチャーを世界へ』の“日本のカルチャー”とは、日本の風土そのもの、また それにより育まれた日本人の民族性、生活様式/習慣、或いはそれらに影響を受けた人々が生み出してきた哲学や 思想、文化・芸術や技術の賜物です。当社は、そういった“日本のカルチャー”を1人でも多くの方に実感できる 場を提供することを通じて、日本のみんなだけでなく世界のみんなを幸せにすることが、当社の存在意義であると 考えております。
(経営戦略)
伝統と革新の両面で、日本という国を象徴するあらゆるモノとそこに住む我々日本人を形づくってきたあらゆる コトの2軸のサービスを提供しており、①モノ事業の新規ブランドの開発、②コト事業の新規体験サービスの開発 並びに①②に共通するIT技術革新への対応及び新規出店の加速を実現し、さらなる事業拡大を目指して参りま す。
(経営環境及び対処すべき課題)
当社が対処すべき主な課題は、以下の項目と認識しております。なお、当社が運営する事業は、物品の販売を行 うモノ事業とサービスの提供を行うコト事業に大別されます。
(1)事業推進上の課題
① 好立地・好条件の物件獲得
当社の事業発展には、好立地好条件物件への新規出店を継続的に行うことが重要と考えております。 当社は複数ルートからの物件情報収集と積極的な条件交渉を行い、全国の主要都市/観光地への出店を加 速、営業基盤を拡大して参りました。
新規出店計画は当社の事業発展に欠かせないばかりか、当社の収益に影響を及ぼすリスクがあるものと認識 しております。
そのため、好立地好条件の物件を獲得するためのネットワークを確立できるよう努めるとともに、ドミナン ト戦略の特性を活かした計画的かつ効率的な出店を行い、出店準備の内製化等の具体的施策も含め、更なる収 益性の向上に努めて参ります。
② IT技術革新への対応
近年、デバイスの多様化と進化に伴い、インターネット経由の消費が増加するとともにEC市場参入企業が 増えており、競争力を強化する上でIT技術革新への迅速な対応が課題と考えております。
当社はモノ事業及びコト事業ともに集客手段としてインターネット上に複数のECサイトを運営しておりま す。
ECサイトの企画から開発、運営とwebマーケティングの運用を一貫して内製化することで迅速で高頻度 な新コンテンツのリリース等に対応してきました。
また、コト事業では[きものレンタルwargo]の売上促進のため、各国の言語に対するSEO(注)を積極 的に行うことで、検索ボリュームの多い関連キーワードで検索結果上位表示を獲得することにより国内外にお けるECサイトへの集客と予約獲得に努めております。
webマーケティング、ユーザビリティ及びコンテンツへの対応が、今後の競争力を強化する上で重要と考 え、当社は今後も以下のような具体的施策により競合との差別化を図って参ります。
(注)「Search Engine Optimization」の略であり、検索エンジンの自然検索の検索結果において自社we bサイトが上位表示されるようにwebサイトの構成等を調整すること。
・モノ事業
(ア)新規ブランドの継続的なリリース
(イ)新規商材におけるOEM制作サイトのリリース (ウ)各事業店舗及びECサイトにおける顧客情報の統合 ・コト事業
(ア)[きものレンタルwargo]の訪日観光客数の上位国の多言語対応促進 (イ)RFID(注)による(着物など)大量商品の在庫管理システム化
(注) 「Radio Frequency Identifier」の略で、電磁界や電波などを用いた近距離無線通信をいいます。
-③ 未知の体験への誘致
コト事業-観光部門の事業発展には、継続的かつ効果的な周知活動が重要と考えております。
日本国内でも一般的に着物を自装する習慣がなくなった現在、メインターゲットである観光客は、外国人は もちろん日本人であっても、“着物をレンタルして観光地を歩くという文化体験の存在自体を知らない”とい う前提に立ったサービスの提供とマーケティングが必要と考えております。
当社はコト事業もインターネット上のECサイトを主要な集客手段として活用していますが、サービスに直 結したプランや価格表、店舗アクセス、予約フォームなどの基本的なコンテンツ以外に、“着物をレンタルし て観光地を歩くという文化体験の存在自体を知らない”人の他の検索行動の中に接点を持てるよう、着物や店 舗周辺の観光名所に関する知識系コンテンツ、各店舗のお客様の様子や旬のイベントなどの時事系コンテンツ が充実したECサイトの構成に注力しております。
また、偶然に店頭を通りがかり、はじめてこのサービスの存在を知ったというお客様が身一つで着物を楽し めるよう、着物自体のレンタルはもとより、着付けや荷物のお預かり、ヘアセットや記念写真までワンストッ プサービスを提供しています。
なお、当社運営のECサイトは更なるインバウンド需要の獲得を目指して日本語以外の外国語も含め、計12 か国語展開で事前予約に対応している他、Facebookページの多言語展開、画像共有サイトInstagramへの投稿 など、外国語への対応を重要視しております。平成28年からインバウンド対応プロジェクトとしてアジア各国 の現地旅行代理店との業務提携によるサービスの認知度向上に向けた活動にも力を入れております。
④ 安定した需要の確保
モノ事業-OEM部門は、キャラクターグッズ業界をはじめとしたコンテンツ産業に高いニーズがありま す。ゲームやアニメなどへの消費は、経済変動による影響が大きいため、景気に左右されない安定した需要の 創造と確保が大きな課題と考えております。
モノ事業-小売部門は、大手企業のゲームやアニメキャラクターとのコラボ商品の開発及び販売実績が多数 あり、当社が実店舗やECサイトを通じて得る市場トレンド・消費者ニーズに関する情報や開発のノウハウを OEM部門の提案内容に織り込み、競合他社との差別化を図っております。
また、コト事業経由のアーティストへの衣装協力、出張着付けによる技術協力などを通じ、ポップカルチャ ー、サブカルチャーとの接点を増やすことで関係強化に努め、収益の獲得につなげて参ります。
⑤ 新規・周辺領域ビジネスの立上げ
当社は設立以来、商材の企画・開発を行い、主に商材ごとのマルチブランド展開戦略で成長を図って参りま した。当社が事業の高い成長と企業価値の向上を継続的にさせていくためには、既存及び新規ブランドの店舗 開発を積極的に進めて行くとともに新規・周辺領域ビジネスにチャレンジしていくことが必要であると考えて おります。
現在、コト事業の観光レンタルにおいては、一定の評価が得られた結果、収益の柱として確立して参りまし たが、より市場規模の大きい冠婚葬祭着物のレンタルを強化することで、更なる事業拡大を目指します。
また、CtoCのオンラインプラットフォーム「着付け師マッチングアプリK2K」として、着物を着たい ものの自分で着付けができない、どこにお願いしたら良いか分からないなどの悩みを解決すべく、着物を着た い人と着付けができる人とをマッチングし、いつでも、どこでも、誰もが気軽に着物を楽しめる環境を提供す るシェアリングエコノミー型サービスを提供し、スタンダードプラットフォームとしての地位の獲得を目指し ます。
上記のサービスの他、今後もリスク管理体制の整備・運用を徹底した上で、新規及び周辺領域ビジネスの立 上げによる収益の多角化を積極的に進めて参ります。
(2)組織運営上の課題 ① 人材の採用と育成
当社が継続的成長を遂げるためには、各分野に精通した優秀な人材の確保が重要であると考えております。 中でも、当社が提供する商品やサービスのテーマとなる「日本のカルチャー」に関連する知識や経験を備えた デザイナーやECサイト運営に係るエンジニアの確保、熟練の着付け師の増員が重要な課題であると認識して おり、当該人材の採用に注力して参ります。
入社時には正社員、アルバイトを問わず、全ての社員・スタッフに当社の企業理念や今後の事業についての 研修を実施し、全社員・スタッフが統一した意識を持ち業務に当たるよう育成をしております。
② 社内情報システム基盤の強化
当社は、今後の企業規模拡大に備え、会計及び業務システムを統合して、社内業務の効率化と省力化を図る ための社内情報システムの整備が課題であると認識しております。そのため、当社の社内情報基盤を一元化す るために投資を行っていくことを計画しております。
③ 情報管理体制の強化
当社は主要な集客手段としてインターネット上に複数の自社媒体を運営しており、多数の個人情報を有して いるため、情報管理が最重要課題であると認識しております。当社においては、厳格な個人情報管理体制を構 築しておりますが、今後も、社内規程の厳格な運用、定期的な社内教育の実施、セキュリティシステムの整備 等を実施し、情報管理体制の維持及び強化を図って参ります。
-4【事業等のリスク】
当社の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項 を記載しております。また、当社として必ずしも事業遂行上のリスクとは捉えていない事項についても、投資者の投 資判断上もしくは当社の事業を理解いただく上で重要と考えられる事項は、投資者に対する情報開示の観点から記載 しております。
なお、本文中における将来に関する事項は本書提出日現在における当社の判断に基づくものであり、不確実性を内 在しているため実際の結果と異なる可能性があります。
(1)競合・経済情勢・市場規模について ① 競合について
当社が運営する事業は、物品の販売を行うモノ事業とサービスの提供を行うコト事業に大別されますが、モノ 事業(OEM部門)の一部案件を除き、いずれの事業においても一般消費者が最終顧客となることから、常に、 商品・サービス・価格に関して国内外の競合企業と競争状態にあります。当社の商品・サービス・価格の競合他 社に対する魅力が劣る等により事業競争力が相対的に低下し、顧客が競合他社を選択する場合、当社の業績及び 財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 経済情勢について
当社は「日本のカルチャー」をテーマに、国内の主要都市/観光地で服飾雑貨や生活雑貨等のオリジナル商品 の販売や、着物のレンタル店を営んでおります。外部環境の変化による気候状況、景気後退、大規模災害等に伴 う消費縮小、来店客減少によって当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 市場環境について
当社事業を取り巻く市場環境は、日本文化を象徴するデザインや日本製の商品に対する好感度の高さ、外国人 観光客の増加など、国内外を問わず需要が拡大している状態と考えております。
急激なインバウンド需要の増加の結果、市場規模の拡大から異業種企業の参入等、市場の構造変化が劇的に進 んだ場合は当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
一方で、わが国における戦争・紛争・テロの発生、感染症等の疫病の流行、大規模地震や台風等の自然災害、 外交関係の悪化による訪日外国人客の減少等の場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があり ます。
(2)法的規制について
当社モノ事業については「食品衛生法」「製造物責任法」「著作権法」が、コト事業については「美容師法」 「古物営業法」「電波法」「消費者契約法」、また上記両事業については「特定商取引法」「個人情報保護法」 「電子消費者契約法」「商標法」等の法的規制が存在しております。当社では、上記を含む各種法的規制に関し て、法令遵守体制の整備・強化、社員教育を行っております。
しかしながら、今後新たな法令等の制定や既存法令等の改正又は解釈の変更がなされ当社の事業の一部が制約を 受ける場合、又は新たな対応を余儀なくされる場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3)人材の採用・育成・確保について/雇用環境に係るリスク
当社の事業基盤として人材の確保が必要ですが、生産年齢人口の減少、雇用形態の変化等により、従業員の採用 競争は厳しい状況にあります。こうした環境の中で適切な採用、人員配置が叶わない場合、当社の業績及び財政状 態に影響を及ぼす可能性があります。
また、必要とする人員を確保するために非正規社員の時間給単価が上昇した場合には人件費比率が上昇し、当社 の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(4)個人情報の管理・保護について/情報セキュリティに関するリスク
当社はサービス提供にあたり会員情報等の個人情報を取得、利用しているため「個人情報保護法」が定める個人 情報取扱事業者としての義務が課せられております。当社は、これら情報の消失や外部への漏洩防止を目的とし て、自社媒体の開発及び保守・運用を委託する業者についてはサーバの選定等事細かな事項に至るまでの決裁権を 保持する等、情報管理体制を強化しております。
また、当社は店舗の損益管理、勤怠管理及び会計処理などの情報処理の運営管理について、専門のソフトウェア を利用しており、バックアップやウィルス対策など、データや情報処理のセキュリティを確保しております。
しかしながら、不測の事態により個人情報の消失や外部への漏洩事故が発生した場合には、当社への損害賠償請 求や当社の社会的信用の失墜等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(5)システム障害について
当社はインターネット上に自社ECサイトを運営しており、事業の安定的な運用のためにシステム強化及びセキ ュリティ対策を行っております。
しかしながら、予期せぬ自然災害や不慮の事故等により当社が運営する媒体のコンピューターシステムに障害が 発生した場合や、想定を超える急激なアクセス増等の一時的な過負荷によってコンピューターシステムが動作不能 に陥った場合、サービス停止により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6)特定人物への依存について/経営陣への依存について
当社の創業者であり創業以来の事業推進者である代表取締役森智宏は、当社の事業に関する豊富な経験と知識を 有しており、経営方針や事業戦略の決定等、当社の事業活動全般において極めて重要な役割を果たしております。 当社では過度に当該個人に依存しないよう、創業メンバーである専務取締役最上夢人、取締役宮原優をはじめと した経営幹部役職員を拡充し、また、ITがビジネスモデルの核となる当社においては、CIOである取締役木村 耕治を事業戦略立案の主要メンバーにするなど、権限委譲による分業体制と経営組織の強化に取り組んでおります が、何等かの理由により当該各人による業務遂行が困難となり当社の業務の継続に支障が生じた場合、当社の業績 及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(7)商品の品質について
当社モノ事業は外部の製造会社に生産を委託しています。新商品の生産にあたっては、デザイナーによる試作品 の事前チェックを通過しないものは発売日を延期する等、品質最優先で対応しております。
しかしながら、商品の予期せぬ不具合やそれによる事故等の発生により、自社商品の安心・安全・信頼が害さ れ、品質に対する信用を失うことになった場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(8)直営店舗の賃借に係る差入保証金について/店舗開発について
当社の出店は、当社が建物等を賃借する直営店舗の形態を取っているため、賃貸人が破綻等の状態に陥り、当該 店舗の継続的使用や差入保証金等の債権の回収が困難となった場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす 可能性があります。
また、新規出店は賃料、商圏人口、競合店の状況等を勘案し、総合的かつ慎重に検討を行いますが、条件に合致 する物件が調達できない場合には計画通りの出店ができなくなり、さらに出店後においても店舗収益性が低下した 場合等には、店舗資産の減損損失が発生し、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
-(9)天候の影響について/業績の季節要因について
当社は国内の主要都市/観光地に出店している店舗からの売上比率が高いため、出店地域で悪天候が長期に及ん だ場合、来店客数の減少等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、夏の花火大会や夏祭りのイベントシーズン及び秋の観光シーズンは需要が高まる傾向があることに加えて 浴衣を中心とした催事販売を夏季に集中して行っていることから、売上高がその他の季節より多額に計上される傾 向にあります。そのため、需要期に天候等の悪影響を受けた場合、売上が落ち込む等、当社の業績及び財政状態に 影響を及ぼす可能性があります。
なお、第14期(平成28年12月期)及び第15期(平成29年12月期)における四半期別の売上高の構成は、次のとおり であります。
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期 第14期
平成28年 12月期
売上高(千円) 368,806 424,216 511,318 428,196 1,732,537
構成比(%) 21.3 24.5 29.5 24.7 100.0 第15期
平成29年 12月期
売上高(千円) 518,300 570,470 712,286 687,938 2,488,994
構成比(%) 20.8 22.9 28.6 27.7 100.0 (注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
(10)インターネット等による風評被害について
ソーシャルメディアの急激な普及に伴い、インターネット上の掲示板への書き込みやそれを要因とするマスコミ 報道等による風評・風説の流布が発生・拡散した場合、その内容の正確性にかかわらず、当社の経営にとってマイ ナスの影響が生じ、当社の業績及び財政状態、当社の株価に影響を及ぼす可能性があります。
(11)内部管理体制について
当社は未だ成長過程にあり、今後想定される業務拡大や新規事業の展開に対応するべく、継続的な人材の確保・ 育成、適切な人員配置、及び柔軟な組織改編により内部管理体制の強化を図っていく予定であります。
しかしながら、新たな人材の確保・育成、人員配置や組織改組が計画通りに進まず、内部管理体制の強化が進ま ない場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(12)訴訟等について
当社は第三者の著作権侵害のないように体制の整備を進めておりますが、万が一当社の商品が第三者の知的財産 権を侵害した場合等には、損害賠償等の訴訟を起こされる可能性がないとは言えません。その結果、当社の事業展 開に対する支障の発生や企業イメージが低下するほか、金銭的負担の発生により、当社の業績及び財政状態に影響 を及ぼす可能性があります。
(13)顧客の嗜好の変化によるリスク
当社は「日本のカルチャー」をテーマにした商品/サービスの提供を事業内容としております。顧客の嗜好の変 化に迅速に対応すべく、例えば、モノ事業の主力ブランドである[かんざし屋wargo]では、新商品の発売、廃盤 品の決定を短期サイクルで繰り返しながら、多種多様な商品展開を維持することで安定的な売上を確保する方針で あります。
しかしながら、「日本のカルチャー」に対するマイナスイメージを誘発する外的事象が生じたり、景気の急激な 悪化により消費者の購買意欲が大きく減退し、購入者が大幅に減少した場合には、当社の業績及び財政状態に影響 を及ぼす可能性があります。
(14)自社サイトにおける外部検索エンジンによる集客について/検索エンジンへの集客依存について
当社が運営するECサイトの利用者の多くは特定の検索エンジン(「Google」「Yahoo!JAPAN」等)を経由して おり、今後も検索エンジンからの集客を強化すべくSEOやインターネット広告といったSEM(注)を実施し、 更なる多言語化を進める予定です。
(注) 「Search Engine Marketing」の略であり、検索エンジンから自社webサイトへの訪問者を増やすマー ケティング手法のこと。
(15)カントリーリスクについて/為替変動について
当社モノ事業は生産の大半を海外の製造会社に委託しており、主な生産国は中国とタイであります。そのため、 当該地域に関係する市場リスク、信用リスクおよび地政学的リスク等や為替レートの大幅な変動等が当社の仕入れ に影響を与え、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(16)配当政策について
当社は、継続的に当期純利益を計上しておりますが、新規出店による事業規模の拡大及び財務基盤の強化を目的 として内部留保の充実を優先してきたため、設立以来配当を実施しておりません。
当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、今後は経営成績及び財政状態等を 総合的に勘案しながら、配当の実施を検討して参りますが、今後の配当実施の可能性及び実施時期については未定 であります。
(17)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社は、取締役、監査役、従業員および社外協力者に対するインセンティブ付与を目的としたストック・オプシ ョン制度を採用しております。そのため、対象者により付与されている新株予約権の行使が行われた場合、既存株 主の保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。
なお、本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は73,500株であり、発行済株式総数2,465,700株の 2.98%に相当します。
(18)資金使途について
当社が計画する調達資金の使途につきましては、新規出店のための設備投資資金、システム投資資金、増床資金 及び広告宣伝費に充当する予定であります。
しかしながら、新規事業の発足や経営環境の変化等の理由により、資金使途を変更する可能性があります。な お、当初の計画に沿って資金を使用したとしても、想定通りの投資効果を上げられない可能性があります。
-5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
6【研究開発活動】
該当事項はありません。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。なお、文中の将来 に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。こ の財務諸表の作成にあたっては、期末日における資産・負債の数値、及び決算期における収益・費用に影響を与え る見積りや判断を行う必要があります。
これら見積りや判断には不確実性が存在する為、見積った数値と実際の結果の間には乖離が生じる可能性があり ます。
なお、当社の財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。
(2)財政状態の分析
第14期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日) ① 資産
当事業年度末における資産合計は前事業年度末に比べて、176,347千円増加し919,603千円となりました。こ れは、主として現金及び預金が82,390千円減少し、売掛金が28,841千円、商品が123,917千円、前渡金が 27,716千円及び敷金が17,304千円増加したことによるものであります。
② 負債
当事業年度末における負債合計は前事業年度末に比べて、20,867千円増加し650,750千円となりました。こ れは、主として長期借入金が38,934千円減少した一方、買掛金が20,243千円及び未払法人税等が29,178千円増 加したことによるものであります。
③ 純資産
当事業年度末における純資産は前事業年度末に比べて、155,479千円増加し268,853千円となりました。これ は、当期純利益94,929千円を計上したこと、及び株式の発行により資本金と資本準備金がそれぞれ29,850千円 増加したことによるものであります。
第15期第3四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年9月30日) ① 資産
当第3四半期会計期間末における資産合計は前事業年度末に比べて、265,388千円増加し1,184,991千円とな りました。これは主に、現金及び預金が136,388千円増加、商品が56,498千円増加等により、流動資産が 170,540千円増加したこと、及びレンタル着物等の有形固定資産が44,771千円増加したことによるものであり ます。
② 負債
当第3四半期会計期間末における負債合計は前事業年度末に比べて、19,673千円減少し631,076千円となり ました。これは主に、買掛金が13,777千円増加、未払金が37,758千円増加、その他流動負債が24,195千円増加 し流動負債合計が63,624千円増加したこと、長期借入金が82,350千円減少し固定負債合計が83,298千円減少し たことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期会計期間末における純資産合計は前事業年度末に比べて、285,061千円増加し553,915千円とな りました。これは主に、増資により資本金及び資本剰余金が各85,000千円増加したこと、並びに四半期純利益 115,118千円を計上したことにより利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)経営成績の分析
第14期事業年度(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日) (売上高、売上原価及び売上総利益)
当事業年度における売上高は1,732,537千円(前年同期比34.6%増)となりました。これは主にモノ事業にお いて、9店舗の新規出店を実施し、既存店も好調に推移したことにより前年同期比15.0%増であったこと、及び コト事業において、3店舗の新規出店を実施し、既存店も好調に推移したことにより前年同期比201.7%増であ ったことによるものであります。また、売上原価は404,979千円(前年同期比2.4%減)となりました。これは主 にモノ事業の仕入先を開拓し、原価の低減に努めたことと原価率の低いコト事業の売上が伸びたことによるもの です。その結果、売上総利益は1,327,558千円(前年同期比52.3%増)となりました。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、主に新規出店による人員増強に対する人件費や出店数増加による地代 家賃の上昇等により1,170,316千円(前年同期比45.8%増)となりました。その結果、当事業年度における営業 利益は157,241千円(前年同期比127.4%増)となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外収益は、主に雑収入1,434千円により合計1,692千円となり、営業外費用は、主に支払利息3,203千円及 び為替差損1,890千円により合計5,323千円となりました。その結果、当事業年度における経常利益は153,609千 円(前年同期比137.1%増)となりました。
(特別損益及び当期純利益)
特別利益は、補助金収入により合計8,357千円となり、特別損失は、主に固定資産除却損6,956千円及び投資有 価証券売却損1,819千円により合計9,197千円となりました。また、法人税、住人税及び事業税52,844千円及び法 人税等調整額4,996千円を計上しました。その結果、当事業年度における当期純利益は94,929千円(前年同期比 287.2%増)となりました。
第15期第3四半期累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年9月30日) (売上高、売上原価及び売上総利益)
当第3四半期累計期間における売上高は1,801,056千円となりました。これはモノ事業及びコト事業の既存店 が順調に推移したことと新規出店が計画どおり遂行できたことにより、売上高が順調に増加したことによるもの です。また、売上原価は売上高の増加により377,854千円となりました。その結果、当第3四半期累計期間にお ける売上総利益は1,423,202千円となりました。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当第3四半期累計期間の販売費及び一般管理費は、主に人員増強による人件費の上昇等により1,249,331千円 となり、その結果、当第3四半期累計期間における営業利益は173,871千円となりました。
(営業外損益及び経常利益)
営業外収益は、主に為替差益1,363千円により合計1,713千円となり、営業外費用は、主に支払利息として 1,271千円により合計1,409千円となりました。その結果、当第3四半期累計期間における経常利益は174,174千 円となりました。
(四半期純利益)
法人税、住人税及び事業税56,849千円及び法人税等調整額2,206千円を計上しました。その結果、当第3四半 期累計期間における四半期純利益は115,118千円となりました。